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2007年11月 4日 (日曜日)

『オリオン座からの招待状』を見て!

家の近くに映画館が出来たので映画を観にいった。家から自転車で20分着いてロビーに上がると、殆ど人はいない(ここは、パチンコからネットカフェ、ボーリング場、温泉施設まであらゆる娯楽施設があるから・・・まっ映画がちょっと入らなくとも、『グロス』で儲かれば良いのだろうな・・と思いつつ)何をやってるのか、タイムテーブルを見る、ちょうど、『オリオン座からの招待状』というのが始まる時刻で、観ることにする。
中はがらがら、というよりは、シーンと言う感じ!僕を入れて観客は三人、ここのスクリーンは、5~6ある俗に言う『シネマコンプレェックス』全部のスクリーンでいったい何人観客がいるのだろうと?ふしぎになる。
しかし、映画は大当たり!
『オデオン座』と言う映画館から、ゆかりの人々に『閉館公演』の招待状が届く所から、物語りは始まる。昭和32年夫婦二人きりできりもりする映画館に、若い男がやって来て、ここで働かせてくれと、頼み込む、彼は家族を戦争で無くし一人で田舎から職を探しに町へ出てきたのだ。彼は真面目にこつこつと働きやがて、映写機の操作も覚え、主人の片腕として働くようになるが、突然主人が亡くなり、未亡人となった妻と『オデオン座』を再開するが、未亡人と若い男二人ということで、世間から、偏見の目で見られる、さらに時代は『テレビ』の時代、映画も斜陽の時代を向かえ、観客は減る一方となる、しかし、男と未亡人は、力を合わせ、主人の意思を継ぎ『オデオン座』の灯を守っていく!そして現代、男も老齢には勝てず、また未亡人は死期を迎えていた。男は『オデオン座』をやむなく閉める事を決意する・・・原作は浅田次郎らしい。
日本版『ニューシネマパラダイス』ってところかな・・・途中から涙腺が緩みっぱなし(ほんと年取ると涙もろくなるね今でも、目が腫れぼったくて・・)
何が良かったかって、何と言うか俺の文才じゃとても書ききれないけど、そこここの『行間』のに感じられる『間』と言うか、『情感』そして、人を一途愛する事のすばらしさ!これだね、独り者の俺にはちょっと、きつ過ぎる位の、主人に対する男の尊敬とオデオン座に対する愛情そして、主人亡き後の、男の純粋でぎこちない未亡人への愛、俺に、こんなにまで人を愛する力が残ってるのかな・・・なんて考えると、また泣けてくる!
所で未亡人役の宮沢りえなんだけど、年を経る毎に良くなってくよね。ほんと、良い映画ってすばらしい!

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